催眠について。

セラピーで用いられる技術のひとつ、催眠。ミステリアスな響きに心惹かれる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

今回はその催眠について、一般の方が知っておくと「セラピーを受けてみようかな~」と思ったときに役立つ(かもしれない)基本的な知識について書いてみたいと思います。

催眠の知識① 催眠の流派は大きく分けて2種類。

催眠の流派はおおまかに、「古典催眠」「現代催眠」に分けられます。

「あなたはリラックスしていきま~す」などの暗示を主に用いるものは「古典催眠」と呼ばれています。ステージなどで行われる、いかにも!という雰囲気の催眠は、この「古典催眠」に属するものです。

これに対し、明確な暗示などは使わずに、言葉の使い方の工夫などを活用する手法は「現代催眠」と呼ばれます。現代催眠の場合、はた目には催眠の技術を使っているように見えないケースも多いです。

催眠の知識② 催眠=意識がなくなるまでリラックス、とは限らない。

催眠というと、意識がなくなるまでリラックスするというイメージを持たれている方も中にはいらっしゃるかと思うのですが、本人が意識をきちんと保てているような浅いレベルにとどまることも多いです(特に現代催眠)。

ちなみに、催眠の浅さ・深さは、セラピーの効果と必ずしも結びついているわけではありません。既に故人ですが、「世界最高の催眠療法家」と呼ばれ、現代催眠の祖とも言えるミルトン・エリクソンという方は、ごく浅めの催眠を多用したことで知られています。

催眠の知識③ 催眠自体が、心の問題を解決するわけではない。

催眠はあくまで、その後に行うことの効果を高めるために行われる補助ツール、と考えておくと良いでしょう。催眠を引き起こすこと自体が、心の問題を解決するわけではありません。

催眠を前面に押し出したセラピーでも、催眠を引き起こした後に行う、例えば幼少期などの思い出を探ったりするような働きかけが本編で、催眠はあくまでそのための準備段階だったりします。

もちろん、セラピーを選ぶ上では、本編で何をやるのか?のほうが、催眠そのものより重要です。

まとめ。

つらつらと書いてきましたが、要点は3つです。

1) 催眠には、古典催眠と現代催眠という流派がある。
2) 催眠の浅い・深いというのは、セラピーの効果には必ずしも影響しない。
3) 催眠を引き起こした後に何をやるの?という点をチェックしよう。

ちなみにニューロ・ソマティック・セラピーの場合は、クライアントの方に、自分の心と体の中で起こっていることにより繊細に気づいていただくためのツールとして、現代催眠の技術をセラピーの流れの中に織り込む形で活用しています。上の1)~3)に当てはめると、

1) 現代催眠の技術も活用しています(一般の方が見ると、どこが催眠なのかはまず分からないです)。
2) 浅めの催眠で、意識を失うようなことはありません。
3) 軽い催眠をベースに、心と体のプログラムを調整するワークを行います。

となります。

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