ポジティブ思考が苦しいときの対策。

イヤなことがあったとき、人生で難題が持ち上がっているとき。つとめてポジティブな考えをすることで、その状況を突破しよう!と思ったことは、多くの方がお持ちの経験ではないかと思います。

でも、このポジティブに考えるということが上手くハマって、心がラクになり難題に立ち向かう意欲が出てくることもあれば、ポジティブに考えようにも考えられず、ポジティブな考えとネガティブな考えの狭間でぐるぐると考えが回ってしまってかえって苦しくなってしまった、、、なんていうことも多いもの。

どちらのケースが多いのか?と言えば、ポジティブに考えることだけでスッと心が前向きになるようなケースよりも、ポジティブに考えようとすることのデメリットが大きく出るケースのほうがよほど多い!というのが実際のところではないでしょうか。

※ちなみに、ポジティブ思考に限らず、大きな夢を持つ、小さなことを気にしないようにする、という「考え方の工夫」全般にこれは当てはまります。

ポジティブ思考が覆い隠そうとしているところに目を向けよう。

実は、いわゆるポジティブ思考をしよう!というときに、必ず起こっていることがあります。

ポジティブ思考をしようと思っている時点で、自分の本音の部分ではポジティブではない考え方をしてしまっている。

ということです。ポジティブでない考えにハマってしまっているからこそ、ポジティブに考えよう!と思う。当たり前といえば当たり前ですね。

でも、この自分の「ポジティブではない」本音を放っておいたままで、ポジティブな考え方を(ムリにでも)しよう!!と頑張ることは、自分の中に余計な葛藤(例えばポジティブvsネガティブ)を作ってしまうことになりがちです。

自分の中に居座っている本音と、ポジティブな考え方とが葛藤=衝突を起こしてしまうわけですから、それは苦しいですよね。

この葛藤こそが、ポジティブ思考をしようとしてもかえって苦しい!というときに起こっていることの正体なんです。

このことを上手く説明した言葉を先日見つけました。

「そう思わないようにする」というなら、
「そう思ってしまっている」ということです。

という言葉です。この言葉の主は、シアトル・マリナーズのイチロー選手。ポジティブ思考に置き換えれば、「ポジティブに考えなきゃ!」と思っている時点で、「ポジティブでない考えをしてしまっている」というわけです。さすがですね。

ポジティブに考えたいけど考えられない!というときには、どうすればいい?

ポジティブに考えようとしてもかえって苦しい!という場合には、まず、ポジティブでない考え方をしてしまっている自分をまずはその状態から開放してあげることが先決です。先ほどのイチロー選手の言葉になぞらえていえば、「そう思わないようにする」前に、「そう思ってしまっている」自分の状態をどうにかしよう!ということになります。

この「そう思ってしまっている」自分に対策を打つ方法は様々。当方のセラピーでも、NLPを使った各種のアプローチや、体から対策を打つことを組み合わせて使っています。そんな中でも、誰でもできる一番手っ取り早い対策は、

「ポジティブでない考え方にハマってしまっているときに、体が硬くなってしまっているところ、痛いところ、苦しいところを片っ端からほぐす」

というもの。

いわゆるネガティブな考えにハマっている時には、体のどこかも合わせて苦しくなっているもの。逆に、無意識に体が苦しいモードになっているから、ついついネガティブな考えに引きずられてしまう、と説明してもいいほどに、心と体は密接に関係しています。このつながりを活用して、体のモードをラクな方向に向けると、ネガティブな考えにはまっている状況から抜け出しやすくなるよ!というのがこの手法のメカニズムです。

これだけですんなり解決するケースばかりではありませんが、スッとネガティブな考えが薄れ、ポジティブな考え方にも心が向かいやすくなるケースも多いテクニックですので、ネガティブな考えに捕まってしまった!という場合には、一度お試し頂く価値はあるかと存じます。

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