トラウマ・条件反射・身体の関係。

当方でお受けするご相談の中で、そこそこの割合を占めているのが

「トラウマを解消したい」

というお悩み。

仕事・人間関係など分野は様々ですが、「ある出来事があってから心身のコンディションが大幅に崩れ、その後いつもどんよりとした気分で毎日を過ごしている」といった種類のお悩みですね。

今日は、このようなトラウマに関するお悩みは、何をすればキレイに解消できるの?というお話です。

対策すべきは「条件反射」「身体記憶」の2つ。

当方で「トラウマを解消したい」というご相談を受けた場合、提供させて頂くワークは、

□ トラウマの元となった出来事でできた、マイナスの条件反射を解消する。
□ 同じくその事件でできた、身体記憶(平たく言うと感情性のコリ・ハリ)を解消する。

の2つを目的にしています。
マイナスの条件反射と身体記憶を解消すること。
この2つにきっちりと取り組んでいけば、トラウマの解消は可能です。

1.マイナスの条件反射の解消

トラウマを作り出した事件の後に、それに関わる物事・人を見ると、身体が苦しくなるような反応をしてしまう、という条件反射です。

例えば、「仕事で大きなミスをしてしまい、上司に凄まじい勢いで絞られてしまった!」という出来事がトラウマになった場合だと、その後上司と顔をあわせる度に、

□ 身体が強く緊張する
□ どうしても上司に絞られた思い出を思い出してしまう
□ 「また絞られたらどうしよう。。。」などの考え・不安が頭をかけめぐる

などの反応が起こりがちです、こうした反応のことを指します。

この条件反射を解消する方法としては、条件反射をより適切なものに変えることができるNLPの各種ワーク、またイメージトレーニング的なアプローチが有効です。

2.身体記憶(感情性のコリ・ハリ)の解消

前回の記事、「身体は感情を記憶する。『身体記憶』のお話」でも触れた「身体記憶」。平たく言えば、感情性のコリ・ハリ。

トラウマの場合は、その出来事が起こった瞬間の精神的ショックが身体を緊張させ、感情と結びついたコリが出来て「身体記憶」が出来上がってしまい、それが心身に悪影響を与え続ける、、、ということがほぼ全てのケースで起こっています。ちなみに、こうした瞬間的な出来事ではなく、もっと長い期間(日単位~年単位)精神的にツライ状況が続いた時に、じわじわと蓄積されるが如くに「身体記憶」が積み重なっていくこともあります。

こうした悪影響を与える「身体記憶」の影響は非常に強く、これが残っている限りは心身の苦しさが根元から解消されてラクになることはありません。ですから、前項に書いたトラウマで出来た条件反射を解消していくことと同時に、この「身体記憶」を解消していくこともどうしても必要になってきます。

ちなみに、トラウマ解消のためにカウンセリングやセラピーをいろいろ試してみたけれど、どうしてもそのトラウマが晴れない!という場合は、このトラウマに伴う「身体記憶」が解消されていないことがほとんどです(ですから、今までいろいろ試してみてもダメだった、という方でもあきらめる必要はありません)。

トラウマに伴う「身体記憶」が解消できれば、心身は芯からスッキリします。当方では、筋膜リリースや頭蓋仙骨系の調整などを応用してこの「身体記憶」の解消を行っています。

より重要なのは、身体記憶を解消すること。

そして、条件反射を解消することと、身体記憶を解消することのどちらがトラウマの解消に大切かといえば、身体記憶を解消していくことのほうが圧倒的に重要です。

というのも、身体記憶を解消すると、同時に条件反射も解消されてスッキリした!ということはよくありますが、条件反射だけを解消して身体記憶が解消されることはほとんどないのです。条件反射が緩和されても、心身の違和感が全く消えず、心身の底にある苦しさは全く変わらず、、、というケースがとても多い。

トラウマは心身の両方に関わる現象。心身両面からのアプローチが解消への一番の近道です。

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