悪い気・邪気を受けやすい「エンパス体質」。実際に「受けた」時、身体には何が起こっている?

いわゆる「悪い気、邪気を受けやすい」という「エンパス体質」。深刻な場合は、人ごみの中をしばらく歩いたり、怒り狂っている人の近くに行ったりするだけで、急に身体の調子が悪くなるケースもあり、当事者の方にとってはなかなかしんどい症状です。
※エンパス体質についての説明は、こちらの記事をごらんください。

では、このような症状でお困りのエンパス体質の方が、「悪い気・邪気を受ける」と言われるような状況になり、しんどい思いをしてしまう、、、という時、その背景では何が起こっているのでしょうか?

これが今回のメインテーマです。

「悪い気・邪気を受ける」=目の前に現れた人の雰囲気に、苦手意識や嫌悪感を感じて身体が緊張し、結果その人の雰囲気を全身で感じてしまうこと。

いわゆる「悪い気・邪気を受ける」という現象は、以下のような流れで起こります。

1)苦手なタイプの人や、不機嫌そうなたたずまいの人などが近くにきて、苦手意識や嫌悪感による緊張が無意識のうちに起こる。
2)苦手意識や嫌悪感で緊張してしまうと、相手の雰囲気の中の、とりわけ苦手な部分に意識が向いてしまう。
3)その雰囲気に飲まれて全身でそれを感じてしまう。

「悪い気・邪気を受ける」というケースのほとんどは、苦手なタイプの人や、嫌悪感を覚えるようなたたずまいの人 – 不機嫌そう、怒っていそう、暗そう、怖そうなどが典型例です – が近くに来た時に、反射的に緊張をしてしまって、その瞬間に相手の雰囲気に自分が影響されてしまう、、、というものです。
※特に感受性の強い方の場合は、姿が見えなくても、気配を感じただけでこれが起こってしまうこともあります。

職場など、知っている人が周囲にいる場合はもちろん、街中など、周囲には知らない人しかいない場合でも、人は無意識のうちに、目の前にいるさまざまな人の姿を見ては、その人にどのような雰囲気を感じるかを判断しています。

その無意識の判断の中で、「あ、この人何かいやだな、、、」と感じるようなことがあると、身体は無意識に、また反射的に緊張してしまいます。こうした緊張は、その相手の雰囲気(の中の、とりわけ苦手な部分)に意識を向かわせてしまいます。自分がある対象に緊張してしまうということは、その対象を「自分にとって好ましくないもの、危険なものだ」と多少なりとも警戒していることと同じです。人間はどうしても、好ましくないものや危険なものは気になってしまい、意識を向けてしまうものです。

そして、意識が向いてしまうと最後、その雰囲気に飲まれてしまい、全身でそれを感じてしまう、、、ということにもなりやすいのです。これが、「悪い気・邪気を受ける」という現象の正体です。

相手の雰囲気に飲まれてしまうと、ただでさえ無意識に緊張していた身体が、さらにその雰囲気(自分にとっては苦手な部分ですから当然不快に感じます)に影響されてしまいます。緊張と不快感の双方に襲われてしまいますので、相当に疲れます。「悪い気・邪気を受けやすい」という方が、人ごみの中などでクタクタに疲れたりするのは、この緊張と不快感のダブルパンチが影響しているからこそです。

深刻なエンパス体質というのは、この、「苦手なタイプに身体が緊張し、相手の雰囲気を全身で感じてしまう」というプロセスが頻繁に起こりやすい状態になってしまっている方のことと言えます。あくまで個人の反応や感じ方であるため、何人かで一緒に同じ場所に出掛けたとしても、影響を受けて疲れてしまう人が出る一方、まるで平気な人もいたりもするわけです。

そして、個人の反応や感じ方であるということは、その反応や感じ方を変えることを通じて、「悪い気・邪気を受けやすい」という悩みを解決していくチャンスがある、ということです。

苦手なタイプの人や、不機嫌そうな人を見た時に緊張してしまう条件反射を解消しよう。

では、どのようにすればこのプロセスが起こらないようにできるか、ですが、以下の2点が対策になります。(当方のセッションでもこの両方をカバーするようにしています)

1)苦手なタイプの人や、不機嫌そうな人を見たときに緊張してしまうような身体の条件反射を解消して、自然体でいられるようにすること。
2)相手の影響を受けてしまった時でも、緊張をほぐし、相手の雰囲気に飲まれた状態からの抜け方を学ぶこと。

特に大事なのは1)の、身体の条件反射を解消していき、自然体でいられるようにすることです。これができると、相手の雰囲気のイヤなところに意識がついつい向いてしまうことを防ぐことができ、相手の雰囲気に最初から影響を受けずに済みます。

一人でできる取り組みとしては、苦手な人と会ったり、街中で「イヤな感じがする人」が目に入った時に、自分のどこが緊張してしまっているか?に意識を向けてみるのが最初の一歩となります(気付きづらい場合もありますが、かならずどこかに緊張があります)。その緊張をほどいていくことができれば、相手の雰囲気のイヤなところに意識が向きづらくなり、相手の雰囲気から受けてしまう影響を、徐々に軽減していくことができます。また繊細な方であれば、その過程で自分がどのようにしてそのような条件反射を身に着けてきたのか?が分かったりするかもしれません。

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参考記事:
グラウンディングを、身体から直接強くする方法。
心と体のお悩みとエンパス(悪い気・邪気を受けやすい)体質の関係。

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