心と体のお話(4)
心と体の深~いつながり。不思議な世界に思えるけれど、わかってしまえば意外とシンプル?心と体のセラピーの世界をめぐるお話をいろいろ書いています。
目次:
アファメーションの2つの役割。
「私は幸せです」「私は自分に自信を持っています」といった、自分にとってプラスの言葉をかけていくことを、アファメーションと呼びます。
一般には、アファメーションを続けていると自分が変わりますよ、、、なんていわれているのですが、厄介なことに、効果があんまりない場合や、むしろ心のコンディションが崩れてしまうケースの方が実際のところ多かったりします。
これは、アファメーションに対する大きな誤解が元になって起こること。実は、アファメーションには、2つの役割があるんです。
1つは、単純に自分にプラスの言葉を入れていく、ということ。
もう1つは、自分の心と体のマイナス要素をあぶりだす、ということ。
世間でアファメーションと言うと、前者の、プラスの言葉を入れていくことばかりが言われるのですが、実は、後者もとても重要なポイントなんです。ですが、アファメーションについて、ここを説く人は多くない。
「幸せです」でも「ツイてる」でも「私は自分に自信がある!」でも、内容は何でも良いのですが、アファメーションというのは、大なり小なり、自分にウソを付いてみることで、ウソをマコトにしてしまおう!という取り組みです。自分にとって本当であれば、そもそもアファメーションは必要ありませんし、アファメーションで変化を起こそう!なんていう気にもならないでしょう。例えば、いつも自分に自信がある人が、「私は自分に自信を持っています!」といったアファメーションを唱える、というのは考えられないですよね。
で、良い言葉と言っても、自分にとってウソということで、人間の心と体って正直ですから、大なり小なりきちんと反応があります。心の奥底からの反論が入るとか、体に緊張が走る、どうにもウソくさい、というのがその反応の典型例です。(ホント?と思われる方は、何か言葉を決めてみて試してみてください)。
その反応をほったらかしにして、良い言葉だけを入れていくだけだと、心と体の深いところが動いてくれない。それどころか、アファメーションによる自分へのウソと心の奥底からの反論がケンカ=葛藤を続けるものだから、すごく苦しい~!となってしまったりもします。
これが、アファメーションが今ひとつ効かなかったり、苦しくなってしまうときのメカニズムです。
逆に、アファメーションを唱えたときの心と体の反応を繊細に見つめ、それを解消していくと、アファメーションはかなり効果が早く出るようになります。
反応の解消の方法はケースによりそれぞれ。気づくことだけで解消されるような反応もありますし、逆に一人で解消しようとしてもなかなか難しい反応もあります(特に、お金・自信・自己イメージに関するテーマは難易度が高くなる傾向があります)。どうしてもこうした反応が解消できない、という場合は、当方にご相談いただくのも一案でしょう。