休職期間中におすすめの取り組みは?

当方のセッションには、ストレスによる心身の不調から、休職をされている最中の方もいらっしゃいます。

休職されている方の多くが心配されていることは、大きく分けて二つ。

一つ目は、体調の問題。休職期間中に心身の調子を十分良くすることができるだろうか、、、という心配です。

二つ目は、復職後の問題。復職後に、また同じ種類のストレスに負けて心身の調子が悪くなってしまわないだろうか、、、という心配です。

当事者の方にとってはどちらも切実な問題。可能であれば、復職期間に心身の調子を十分良くして、また復職後もストレスにやられることなく元気で仕事ができるようになるのが理想ですよね。

そこで、今回の記事では、休職中に行うことで、できる限り心身の調子を改善し、また復職後もストレスにやられにくくなるような対策についてご紹介します。

休職中におすすめの取り組み(1) 心身をゆるめること。

ストレスにより調子を崩した身体は、ご自身が自覚しているよりも緊張して固まっており、それに伴って心の状態も「不安・恐怖・怒り」など、ネガティブなモードが当たり前になってしまっているもの。

単に休息を取るだけでは、なかなか緊張がほぐれず、心身の調子が十分良くならないことも多いです。

ご自身に負担のない範囲で(無理は禁物です!)ごく軽いものからで良いので、身体の緊張をほぐれてゆるんでいくような運動をしていくのがおすすめです。身体がゆるんでいくごとに、心の状態も上向きになりますよ。

なかなか心身の調子が良くならず、休職期間が伸びてしまいそうな(あるいは既に伸びてしまっている)方にも、おすすめの対策です。

具体的なメニューですが、負荷が少なめのヨガなど、軽めの運動で、身体が楽になり、呼吸が深く楽になるような運動がおすすめです(当方のセッションでは、身体がゆるみ、呼吸が深くなるためのオリジナル手法をお伝えしています)。

休職中におすすめの取り組み(2) 復職後に、再度ストレスにやられてしまわないための、メンタルトレーニング等の対策

休職期間が終わり復職した後に、再びストレスにやられて心身の調子を崩すことは、誰でも避けたいもの。

ストレスの要因は人間関係(一番多いケースです)や仕事のプレッシャーなど様々。復職後、それらのストレス要因に再度直面する必要がある場合には、それらのストレス要因に直面しても、以前ほど心身が苦しくならないことを目指した、メンタルトレーニング等の対策が非常に有効です。

ストレス要因が人間関係の場合は、苦手な人・あなたを傷つけるような言動をして来る人などとの人間関係において、
・心身の緊張を抑える
・言うべきことを以前よりも言えるようにする
・気負けしないような心身の構えを可能にする
ことなどを目的としたトレーニングが有効です。

また、仕事のプレッシャーが主なストレス要因の場合は、プレッシャーがかかっても、短時間で心身をリラックスさせられるようになるトレーニングが有効になるでしょう。

当方のセッションでは、身体をゆるめることで直接的に心身のコンディション改善を行うメニューや、ストレスに心身がやられにくくするメンタルトレーニングを提供しつつ、ご自身でも心身のコンディションを改善していけるようになるための様々な手法をお伝えしています。せっかくの休職期間を有効に活用して、新しい自分になって復職したい!とお思いの方は、是非一度ご連絡ください。

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