「心と体」を、パソコンに置き換えてみる。

心と体というものを、パソコンに置き換えてみると、人が変わるためには、心と体両方を見ていくことがオススメ、ということが多少なりとも伝えられるのでは、と思いました。

例えば、人間の心をOSやアプリケーションといったプログラム(ソフトウェア)に、体をパソコン本体(ハードウェア)に置き換えてみましょう。

パソコンがスムーズに動くためには、ソフトウェア、ハードウェア、どちらに不具合があってもいけないですよね。「あれ?なんだかパソコンの動きが悪いなあ~」っていう場合、原因がソフトウェアにある場合も、ハードウェアにある場合もあります。

例えば、Windows Vistaを使っていることがそもそも動きが遅い原因だったら、Windows7だったり、Windows XPに入れ替えたりするのが解決策でしょう(ホント、Vistaには苦労しました、、、笑)。

また、新しいオフィスアプリケーションやグラフィック編集ソフトを入れても、パソコン側の性能が追いつかないばっかりに動作が重たくなってしまう!という場合は、パソコンのCPUを新しいものにしたり、メモリを増やしたり、HDDを入れ替えたりしますよね。私がこのブログを書いているVAIOも、いい加減古くなってきたので、そろそろ買い替え時かな、なんて思っています。

人間も一緒です。

あなたの抱えている心・人生の問題が、考え方や信念といった心のプログラム(ソフトウェア)が悪さをしていることが原因になっている場合もあります。例えば、「お金を稼ぐことが悪いことだ」という考えが心の深くにある人は、そもそも仕事に身が入りにくくなるでしょうし、前向きな転職に対してどうも腰が引けがちになってしまったりします。

体癖に代表される体の状態(ハードウェア)が悪さをしていることが原因の場合もあります。例えば、気楽に物事に取り組みたい、と心では思っていても、体の緊張グセなどが昂じてできてしまった体癖が強ければ、気楽になることがどうしてもできない!ということにもなりがちです。頭では分かってるんだけど、体が付いてこない!というときには、この体癖が影響していることが非常に多いです。

もちろん、心・体両方が悪さをしている場合もあります。

こうした背景から、「心・人生の問題を解決していく上では、心と体の両方を見つめていくことが必要。」というのは当たり前のこと、と言えるわけです。パソコンでも、仕事効率を大幅に上げようとしたら、本体も買い替え、OSもアプリケーションも最適なものに替えて、、、とするのと同じで、心と体、両面に変化を起こすのが一番確実です。
(もちろん、体=ハードウェア、と置き換えたからといって、人間の体の場合は、パソコンみたいに部品を簡単に替えられるわけではありませんから、本来体が持っている性能が十分出るように体の状態を調整していく、というのが対策になります。)

体の状態って、人が生きていくうえでそこまで大事?と思う方もいらっしゃるかと思うのですが、いつも幸せに人生を切り開いていく方と、いまひとつ人生がうまくいかない方や、どうも心底明るい気分になれなくなっている、という方の差は、非常に大きいものだったりします。この点についてはまた別の機会に。

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