創造力を育てる

Twitterを使って、創造力を使う習慣づけをしてみよう。

昨日の記事、「創造力を育て、活用するシンプルな方法。」の続きです。

昨日書いた練習問題。

問1:
今、人生で改善できたらいいな、と思うことを10個挙げてください。

問2:
問1の答えの中から、好きなものを1つ選んで、解決につながるようなアイデアはないか?10個出してみてください。気に入った!と思えるアイデアが出てきたら、実際に実行してみましょう。

人によっては、この2問で疲れが出てくるようなこともあったのではないか?と思います。

創造力を働かせる、アイデアを出す、というのはいつもの思考回路とちょっと違ったことをつとめて考えようとすることですから、それなりにエネルギーも使いますし、アタマに負荷もかかります。慣れていないとちょっとしんどいものです。

一方で、いやあ楽勝ですよ!という人も多かったと思うのですが、実際にこの「アイデアを10個出してみよう」というレベルでの創造力を毎日使っているような人がどれだけいるか?というと、職業などによってかなりの幅があると思いますが、日本人全体としてはかなり少ないのが実情では、と思います。

知人などに、「このレベルで創造力を使う日と、使わない日、どっちが多い?」と時折聞くのですが、「しない日のほうがずっと多い」という答えが定番です。

どちらの場合にせよ、創造力という人間が持っている最高の能力のひとつを育て、使わないままに日々が過ぎていくのは、非常に勿体無いことではないでしょうか。

創造力を活用するのも、筋トレ同様、積み重ね・習慣化が役に立つ。

先ほども述べたように、創造力を使う、アイデアを出す、ということは、それなりに自分に負荷がかかります。

でも、ずっとそのままかというとそうでもなく、慣れればその分ラクになります。

たとえば、ブログで毎日文章を書いて発信している人にとっては、そのペースでネタを考えるのが当たり前ですが、そういう方でも、最初はなかなかネタが出なくて何日も苦労したりしているもの。続けているうちにアタマが回るようになり、いつの間にかそこそこのペースで記事を書いている、なんていうことになったりします。私は完全にそのタイプです。

筋トレやジョギングと一緒で、意識して習慣化していくと、次第に創造力を使ってアイデアを出すことはラクになっていきます。

1日1回、10個のアイデア出しを。

1日1回、何かでアイデアを出す、ということを習慣付ける!というのは、創造力を育てたい方に(願わくばそうでない方にも)オススメしたいトレーニングのひとつです。1ヶ月続ければ30個の新しいアイデア。1年続ければ365個のアイデア。良いアイデアが出ない時もあるので目減りはしますが、日々の生活はかなり新鮮になりますし、創造力もかなり育ちます。

問題が思いつかない!なんていう場合には、

「今、アイデアを出したら面白そうなことをダメ元で10個考える」

というところから始めると良いです(笑)。

Twitterで#1creativeというハッシュタグを設置しました。

言いっぱなしで後は皆さんご自由に!というのも味気ないので、Twitterで

#1creative

というハッシュタグを作ってみました。以前ご紹介した#3good(参考記事はこちら)のパクリですね(笑)

1日1個、その日に考えた(または実行した)アイデアを記録していくためのハッシュタグとして作りました(早速使って頂いている方もいらっしゃいます。ありがとうございます)。

仕事でのちょっとしたアイデア、日常のマンネリを打開するアイデアなどなどを分野を問わず記録し、継続していくことを楽しむためのツールとして使って頂ければ幸いです。ネタバレしたくない内容もあると思いますが、そこは使う方々ご自身でコントロールして頂ければと思います。

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参考記事:
創造力を育て、活用するシンプルな方法。
問題を解決する大きな力、「創造力」。
セラピーで、心と体のプログラムが一瞬で変わるとき。
「Three Good Things」で日々起こった良いことを書き綴る。

問題を解決する大きな力、「創造力」。

心の問題、人生の問題についてよく言われる言葉の中に、

「答えはあなたの中にある」

というものがあります。

でも実際、これって本当でしょうか?

答えがあなたの中にない場合なんてしょっちゅうです(汗)

この「答えはあなたの中にある」というのは、実はかなり疑わしい言葉だったりします。

何か心の問題や人生の問題を解決しようとするときに、現実問題として解決策=答えらしいものがサッパリ見当たらない、っていうことは当たり前に起こります。ないものはない。

また、もしもあっても、「悪くはないけど、それ以外ないかあ、、、」って、いま一つ腑に落ちない考え方や解決策が見つかって終わり、なんていうことも多いものです。

頼りになるのは「答えを創造する」力。

最初にこういう話を書いてしまうと夢も希望もない話に聞こえるかもしれないのですが、ゲンナリするのはまだ早い(笑)。現在答えがなかったり、サエない答えしか見つからなくても問題ありません。

答えを作り出す力=「創造力」が、人間なら誰でも与えられています。

この創造力を使って、壁を突破することができた経験は、誰でも多少はお持ちのはず。

仕事でアイデアが出ない。文章を書いていて、いまひとつ上手くいかない。良いデートコースが思いつかなくて苦労する。そんな細かなトラブルが、一瞬のヒラメキで一気に解決してしまうときに働く力が「創造力」。この力を使うことができれば、いろいろな問題の解決がぐっと近づいてくるもの。

「答えはあなたの中にある」ではなく、

「答えを創り出す力があなたにはある」

というほうが、誤解が少ない言い方だと私は思っています。

創造力を使って出てきた答え・解決策はパワフル!

そして、この「創造力」が働いたときの答え・解決策は、今まで目の前にあったものにくらべて、はるかに納得度が高く、実行に移すモチベーションもぐっと上がるもの。そして何より、その新しい考え・解決策を創造したときには、おいしい食事でおいしかった、映画が面白かった、、、というような楽しみとはまた別の、飛び切りの嬉しさがあります。

どうせ問題を解決するなら、飛び切りの解決策がほしいですよね。それを可能にするのが、誰にでも与えられている「創造力」という力なんです。

でも、この創造力、肝心なところで発揮されないことも多いです。トラブルを抱えているときに、創造力・アイデアの力を発揮しよう!としないまま困るだけ、、、ということは思った以上に多いもの。

創造力を発揮するためのシンプルな第一歩は、「創造力を発揮し、アイデアを出そうと手間をかける!」です(当たり前すぎる話ですが、これすらやっていない場合も数多くあるものです)。困ったときに、ちょっと時間と手間をかけて「アイデアはないか?」と自問してみる。そんな工夫だけで「創造力」が発揮され、アイデアが出て突破できる問題もあります。

創造力が働くと、時には不思議なシンクロニシティも起こる!

ニューロ・ソマティック・セラピーの中には、この創造力を引き出すようなワークも織り交ぜられています。セッションの回数が進むたびに、この創造力を引き出し活用していただくようなワークの比率は増えていく傾向が強いです。手法は内緒(笑)。NLPを応用した手法もありますし、それ以外のものもあります。

もちろん、その場でアイデアがポン!と出て、問題の解決が近づくことも起こりますが、それ以上に不思議なことを引き起こす力も、この「創造力」は時として発揮します。クライアントの方の創造力が働いたときには、思いもよらないような形で、問題の突破口が開けたりすることも。

思わぬ本に出会って、そこにまさに求めている答えがあった!という種類のことはもちろん、極端なケースではセッションの直後にいきなり決まっていた仕事の話が急にダメになり、その直後に偶然街中で「職員募集」と書いた車を発見、より良い職場に就職することが出来た!なんていうことも(実際に起こったエピソードです)。こういったエピソードを伺うたびに、シンクロニシティやセレンティピティといったものを引き起こす!という人間が本来持つ隠れた力の大きさに感心するばかりです。

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セラピーで、心と体のプログラムが一瞬で変わるとき。

ニューロ・ソマティック・セラピーでは、心と体のプログラムを変えることで、様々な心の問題が「わざと問題を起こしてみようと思っても出て来ない」状態を最終的には目指しています。

落ち込みクセやうつ傾向のある方は、落ち込みたくても落ち込めない状態に。クヨクヨするクセのある方はクヨクヨしたくてもクヨクヨできない状態に。人間関係・コミュニケーションで失敗する方は、その失敗するプログラムががそもそも出てこないように、、、ということです。

こうしたことを達成するために、心の面ではNLPを中心とした心理ワークや、体の面では筋膜リリース+頭蓋仙骨系の調整を使ってセラピーを進めています。多くの場合は、少しずつの変化を積み重ねていくことで大きな変化が出てきますが、時として、ある一瞬で一気に心と体のプログラムが大きく変わってしまって、考え方・気分・表情・声などが一気に別人のように変わってしまうということが起こります。

こんなときに、クライアントの方に起こることは、一気に深呼吸が出て今までのモヤモヤした気分がなくなってしまう、涙が出そうなほどに暖かい気持ちになる、など様々ですが、特に急激に心と体のプログラムが変わった時に起こるのが、

いきなり『プーッ!!』と吹き出したり、『あはははは~』と大声で笑い出してしまう、ということ。

数秒前まで沈んだ気分だった方が、一気に高らかに笑い出すので、こちらも「おおう!」と一瞬驚きます(笑)もちろん、こういう大笑いの後には心の問題の解決が大きく前進します。

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参考記事:
心が明るく、軽くなるとごほうびがある?
「鬱屈」という言葉の正体。
セラピーやカウンセリング、効果を判断する期間の目安は?