発達障害

「発達障害」なのか、「心と体のクセ」なのか?

当方のセラピーにお越し頂く方々の中には、

□ コミュニケーションが上手く取れない・空気を読めない、
□ 気が散りやすい・集中できない
□ 特定のちょっとしたこと、ささいなことに過剰反応をしてしまう、、、

などの問題でお悩みの方々もいらっしゃいますが、その中には、

「自分はひょっとして『大人の発達障害』なのではないか?」

という疑問を持たれている方々も時としていらっしゃいます。

近年になって、いわゆる『大人の発達障害』といった言葉も知名度を増していることから、お悩みのご本人にとっては気になるのは自然なことかと思います。

しかし、上にあげたようなお悩みは、実際のところ「病気」「障害」と捉えるよりは、視点をちょっと変えて「心と体のクセ」と捉えたほうがよりスムーズな解決につながりやすい面もあります。

「大人の発達障害」と疑われるような問題の多くに共通する、「心と体のクセ」

当方のセラピーで、先に言われるような問題を改善・解消するためのセッションを提供させていただくと、必ずと言っていいほどクライアントの方の中で以下のような「心と体のクセ」が問題の背景にあることが分かってくるケースがほとんどです。下に挙げた3つが同時に起こることも多いです。

□ 身体が強く緊張する
□ 呼吸が浅くなる
□ 目にも力が入ってしまい視野が狭くなる(場合によっては風景が目に入ってこない)

人とコミュニケーションを取る際、集中力が必要な時、ちょっとした突発的な出来事が起こったときなど、特定の状況でこうした「心と体のクセ」が出てきてしまうのですね。表に出てくる問題は様々でも、心と体のあり方は非常に似たところが多いのです。

こうした「心と体のクセ」は、本来はかなり苦しい状態。でもそれが当たり前の習慣となってしまっており、さらにこうした状態自体が「冷静に自分を見つめる」ことを困難にしてしまうことから、ご本人がそのクセに気づかないことがほとんどです。ひょっとすると、この記事をお読みになって初めて「そういえば、、、」とぼんやりと思い当たるフシがある方はいらっしゃるかもしれません。

こうした「心と体のクセ」が起こっている状態では、現在起こっていることを適切に把握して普通に対応をする、、、というのはまず無理で、むしろ「コミュニケーションが上手く取れない、気が散る、過剰反応をしてしまう、、、ということになってしまうのは自然な流れとも言えるでしょう。
※先に挙げた3つの「心と体のクセ」は、俗に「いっぱいいっぱい」「周囲が見えない」「テンパってる」と言われるような状態の時に心身に起こっていることと同一でもあります。

逆に、こうした心と体のクセを解消し、自然体で事に臨めるようになってくると、ともすれば発達障害とラベルを貼られてしまうような問題でも、一歩一歩改善・解消していくことが可能です。どうしても出てきてしまうクセを抑えるワークや、その背景にある身体の歪み・過去のトラウマなどを解消するワークを当方では用いています。

発達障害と疑われるような問題は多種多様ですが、メールもしくは電話で一度お問い合わせを頂ければ、当方でお悩みの問題へ対応可能かどうか、詳しいお話もさせて頂けると存じます。

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「身体は感情を記憶する。『身体記憶』のお話」
心身が芯からラクになる!「テニスボール健康法」のススメ。
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